飛び込み営業マンがサボる場所〜ベスト3




飛び込み営業マンは、放っておけば仕事をサボる人たちであると思って差し支えないと思います。

飛び込み営業を経験したことがある方はわかると思いますが、飛び込み営業というのは一般の会社内での仕事などとは異なり、いったん営業に出かければ、上司の目は一切届かない、すなわちサボり放題の状態になるのです。

今日は、私の過去のサボり体験を踏まえつつ、飛び込み営業マンがサボる場所〜ベスト3をあげてみたいと思います。


NO.1 公園

NO.2 喫茶店

NO.3 営業車両の中


どうでしょうか?
営業マンの皆さんも一度くらいはこのベスト3のうちのどれかで、仕事をサボったことはありませんか??

さて、次に上記にあげたNO.1から順にそのサボり場所の詳細を解説していくことにしましょう。

まず、栄えあるNO.1の公園ですが、これは飛び込み営業マンのアポインターだったら一度は経験があるでしょう。

住宅街を軒並み飛込みしているときに、「ああ、疲れたなあ」と思って、ふと営業テリトリーを見回してみると、公園があることに気づきます。

「オヤ、こんなところに公園があるぞ。ちょっと今日は暑いし、ベンチで横になって一服するかなあ」、なんてやっているうちに、午前中の営業時間はすでに過ぎ去って、アポゼロのボウズで集合場所に帰る、、、なんてやるわけです。
A Japanese Man Naps Among the Trees Inside Tokyo's Yoyogi Park Tuesday, June 27, 2006
A Japanese Man...
David ...
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公園であれば、お金もかからないのもメリットの一つです。
しかし、暖かい時期はいいですが、真冬になると公園でサボるというのも結構きついものがあります。

私などは現役営業マン時代、真冬であってもとにかく昼寝がしたくて、寒さにこごえながらベンチでグースカ寝ていたものでした。

さて、次にNO.2の喫茶店ですが、、、。

郊外や住宅地近辺になると、純粋な喫茶店でサボるというよりも、ファミレスでサボるということのほうが多いかもしれません。

コーヒー代はかかりますが、寒暖の影響を受けることもなく、ヌクヌクしながらタバコでも吸いつつ、窓外の景色を眺めていると、「ああ、営業マンになってよかったなあ」という思いが湧いてきます。

Man Holding Cup of Coffee
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「喫茶店で精をつけてから、コーヒーを飲んで気合を入れてからアポとりをしよう!」などと、自分自身に対して無理な言い訳をしながら、営業マンはサボるものです。

最後にNO.3の営業車両の中についてです。

これはアポインターとクローザーでチームを組んで営業をしているときによく使われるサボり場所です。

Dog Sitting in the Back Seat of a Car, Germany, Berlin
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Panoramic Images...
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クローザーが話のわかる、いや、寛大な人であると、たとえば、アポ前の時間があまったときなどに、部下と一緒になって営業車両で昼寝をするなんてことがあります。

以前、私の上司になった人もそんな人でした。

午前中いっぱいは車の中で昼寝をし、午後になってからおもむろに営業活動を開始するという人でした。それでも、凄まじかったのは会社でトップセールスだったということです。

さて、ざっとNO.1から3まで見てきました。

このほかにも、営業マンのサボる場所として、「図書館」、「映画館」、「ボーリング場」、「風俗店」などがあります。

管理者の目が行き届かない営業マンにとっては、サボり場所は無限にひろがっているといえるでしょう。

しかし、最近では携帯電話も完全に普及してしまっていて、営業マンがサボりにくい状況というのが生まれていると思います。

同僚と一緒にサボっていたときなど、同僚が会社から電話がかかってきて、すごく、必死そうな声で、、、

「はい! 今、(住宅街を)まわってます。はい! まだ、アポ、ゼロ本です。はい! はい! すみません! はい、行ってきます!」

なんて風に、物凄く一生懸命やっている風を装いながら電話に出ていたのを見て、「ああ、営業マンというのはやはり、海千山千の狸が多いというがやはりそうだなあ」と実感しました。

管理者の側の視点でみると、営業マンをサボらせないようにするというのは特に難しい仕事であることがわかります。

理想を言えば、営業マン各個人の自己管理能力を信じるということなんでしょうが、新人営業マンのころからサボることだけ覚えてしまうと、なかなか成長もせず、最悪のケース、お荷物社員のようになってしまうこともあります。

かといって、仕事をサボらせないようにと、あまり営業マンをがんじがらめに管理してしまうと、常に監視されているようで窮屈に感じてしまい、そこから疎外感のようなものが生まれ、自分の仕事に対する嫌気のようなものが生じてしまう可能性もあります。

なので、管理のバランス能力のようなものが、会社側、上司の側に求められてくるのではないか?と思うのです。

何であれ、営業マンはサボりはほどほどにしておかないと、癖になってしまい、会社のほうでも営業マン自身にとってもあまりよくない結果につながることになるとだけ記しておきましょう。


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